スポンサーリンク

中華の怪しいBluetooth5.0のアダプタ(ドングル)を買ってみた

アイキャッチその他

私の自作デスクトップパソコンには元からBluetoothの機能が備わっていません。
Bluetoothを使いたい場合、その方法は何通りかあるのですが、一番手っ取り早いのはBluetoothアダプタ(ドングル)をUSBポートにぶっ挿せばBluetoothを使うことができます。
こんな感じのやつですね。

画像1

これはTP-LinkのUB400というAmazonでバカみたいに売れているBluetoothアダプタです。
価格も1000円ほどなのでコスパも良く、私は今までこのアダプタを使ってBluetooth環境を整えていました。
主な利用は、ワイヤレスキーボードとワイヤレスイヤホンです。

しかし不満がないわけではありません。
このTP-LinkのUB400、Bluetoothのバージョンが4.0なんですよね。
4.0でもべつに問題はないのですが、昨今のワイヤレスイヤホンはBluetooth5.0以上が当たり前。
できればPCの送信側も5.0にしておきたいところです。
そのほうが接続性もより安定すると思いますし。

そして最たる不満のひとつが、TP-LinkのUB400のコーデックは、SBCに限られるということ。
Windows側でAACやapt‐Xに対応していても、Bluetoothアダプタが未対応なら、AACやapt‐Xで接続することはできません。
本記事に辿り着くみなさんならご存知のとおり、Bluetoothのコーデックは主に三つ。

SBC(音質と遅延が一番しょぼい)
AAC(SBCよりマシ)
apt‐X(AACよりマシ)

この三つです。
Windows10の最新バーションでは、これら三つのコーデックに対応しているのですが、TP-LinkのUB400では使えるコーデックがSBCのみ。
いや、TP-Linkに限らず、この世に存在する有名メーカーのBluetoothアダプタのほとんどが、Bluetoothのバーションが4.0かつ、SBCにしか対応していません。
なぜBluetoothのドングルの進化がストップしているのかまでは知りませんが。

ワイヤレスイヤホンをBluetooth5.0で接続したい場合、5.0対応のWi-FiカードやBluetoothトランスミッターを使うという方法もありますが、あくまでも私が望むのは、値段が安くて一番手っ取り早い、ドングル形式のBluetoothアダプタです。

唯一、怪しい中華製品だけが、Bluetooth5.0でapt‐X対応のBluetoothアダプタを販売しています。
Amazonで見たらわかりますが、本当にめちゃくちゃ怪しいです。
技適表示もないのですこぶる怪しいです。
個人情報を抜き取られそうな勢いで怪しいです。
なので私は、それら無名メーカーのBluetoothアダプタは買わないようにしていました。
個人情報が抜き取られ、私がハゲかかった悲しいおっさんであることがバレたら大変ですからね。

しかし!

それら怪しい中華製品の中に一つだけ、最近、技適を取得したものが存在していました。
それがこちらです。

Bluetooth5.0。
apt‐X対応のアダプタです。
無名メーカーなのでいささか不安が残りますが、とりあえず勇気を出してポチってみました。
そして届いたのがこちら。

見た目は量産型の中華製Bluetoothアダプタなのですが、ちゃんと技適マークが表示されています。
日本の無線法に違反しないよう、通信局から許可をもらったということですね。

画像3

パッケージの台紙にもその旨が記載されています。
この販売元のアダプタ、以前は技適もなく、ギフトカードを釣りにサクラレビューが横行していたらしいのですが、どうやら健全な経営スタイルに方向転換したようです。
私に届いた商品にも、ギフト券を釣りにしたサクラレビューの依頼はありませんでした。
血眼になってパッケージの中を隅から隅までくまなく探したのですが、ギフト券どうこうの案内用紙は見つかりませんでした。
これからも健全な経営スタイルを続けてほしいものです。

さて、一番重要なのは、このアダプタが使えるかどうかです。
ですが、そこに関しては問題ありませんでした。
説明書には、付属のCD(今どき8㎝)か、ネットでドライバーを入れろと書いてあったのですが、パソコンのUSBポートに挿しただけで自動でドライバーがインストールされたようです。

画像4

デバイスマネージャーを見ると、Bluetoothが認識されており、バージョンも5.0になっていますね。
試しにワイヤレスイヤホンのSoundcore Life P2も接続して音楽を聴いてみました。
すると、なんら問題なくhalcaの『センチメンタルクライシス』を聴くことができました。

ただ、肝心なのはコーデック。
Life P2はapt‐Xに対応しているので、なにか設定をしなくてもapt‐Xで接続されているはずです。
しかし、ふざけたことに、Windows10ではそれを確かめる機能がありません。
Androidであれば、音楽再生時に開発者オプションを見るとそれがわかるのですが、Windows10では判断できない仕様になっています。
マイクロソフトはなにを考えているのでしょうか?
バカなんでしょうか?

とりあえず、裏技的な方法を使えば、コーデックの接続状態を確認することができるらしいのですが、頭のバカな私ではその答えに辿り着くことができませんでした。
あまり悩むと、リアルにハゲ散らかすことになるので、今度ゆっくりと解決方法を探そうと思います。
でもまあ、apt‐Xで接続されているのでしょう。
たぶん。

まあなんにせよ、Bluetoothアダプタとしては普通に使えます。
イヤホンを着けたまま家の中をうろちょろしても、接続が途切れるということもありませんでした。
もしBluetooth5.0のapt‐X対応のアダプタを探しているのであれば、これを試しに購入するのもアリだと思います。
価格も1000円ほどと安いですし。

ただ一つだけ注意点!

このBluetoothアダプタ、接続中はLEDが青く光るので夜中とかはとてもウザいです。
黒いビニールテープで覆うなど、なんらかの対策をしたほうがいいかもしれませんね。

画像5

以上、Bluetooth5.0(apt‐X対応)のBluetoothアダプタの紹介でした!

※その後、TP-LinkからBluetooth5.0のアダプタが発売されました。apt‐X非対応ですが、有名メーカーからやっと販売されたBluetooth5.0のアダプタですので、こちらの記事も参考にしてみてください。

↓は本記事で紹介したアダプタです。

コメント

  1. M.Taniguchi より:

    はじめまして。
    おそらくですが、CSR社の独占技術であったAPT-X系は、もうプロトコルに組み込まれている...という経緯だったと思っていまして、今はbluetoothプロトコルに組み込まれていると認識しています。 (= 要するにWindows10以降ではドングルのメーカー関係なくAPTX言語が話せると理解)

    不安になり、うちが持っている、同じくtp-linkのBluetooth 5.0対応アダプタ(型番は貴殿の者と違っており、「UB5A」ですが)で簡単に試験した結果の一部をはりつけておきますね。(画像が張れなさそうなのでテキストで)

    OSは普通のWindows10 Proで、スピーカーはBravenの古いやつです(当然APT-X対応品)
    データは適当に整形してます。

    ---

    この前に、ネゴパラメータを交換終わっています

    TP-Link_**:**:* (DESKTOP-*****) WitronTe_**:**:** (BRAVEN 850) AVDTP 52 Sent Command – SetConfiguration – ACP SEID [3 – Audio Sink] – INT SEID [54 – Audio Sink] – Audio non-A2DP (aptX – 44100, Stereo)

    WitronTe_**:**:** (BRAVEN 850) TP-Link_**:**:* (DESKTOP-*****) AVDTP 37 Rcvd ResponseAccept – SetConfiguration

     ↑Transaction IDで同一の裏取ってます

    TP-Link_**:**:* (DESKTOP-*****) WitronTe_**:**:** (BRAVEN 850) aptX 707 Sent aptX

     ↑オーディオ再生(=転送)の間は継続する

     ご参考になれば幸いです。

    • yukisiba より:

      貴重な検証、とても参考になります。
      tp-linkのBluetooth 5.0対応アダプタに関しては、メーカーに確認したところ対応コーデックはSBCのみとのことでしたが、もしかしたら大人の事情があるのかもしれませんね。
      コメントありがとうございました!

  2. M.Taniguchi より:

    お返事ありがとうございます。
    今回はこの検証結果を貼り付けましたが、Ubuntu(しかダメではもちろんないのでしょうが、このディストリがパッケージでポンポン必要なミドルウェアを入れやすい)でも過去に検証してまして、AACやAPT-X以外にもLDAC(ソニーの独占技術と思っていました)までドングル問わずで話せてた記憶もあります。(XB33で検証)

    Win7までは、LDACやAAC喋らせるには、現実的な解としては最有力だったように記憶してます。「Win7 + APT-X」にしたとて、CSRチップと専用ドライバ必須でしたよね。
    (先述の通り、APT-X(AACも)はWin10から楽になったと認識してます)

    上のUbuntuの件、HCI SnoopLogなんかで見れば、LDACでペアリングしてて感動した覚えがあります..

    >大人の事情

    そうですよね。例えば、オーディオ伝送専用のドングルで、「**コーデック対応」を謳うのはもちろん当然なのですが、BT言語として組み込まれているのだとしたら、どのBTドングルも対応していると思っていますし、もしこれが正しいのであれば、正しい表記をしてほしいと思います。

     お世話になりました。またちょくちょくのぞかせてください。

タイトルとURLをコピーしました