FILCOの「MINILA Air」がモデルチェンジし、「MINILA-R Convertible」になって新発売されました。
旧モデルからは機能、デザインも大きく進化し、購買意欲をかき立てられる仕上がりとなっています。
では詳しく見ていきましょう。
Majestouch MINILA-R Convertible とは

Bluetooth接続とUSB接続に両対応したメカニカルキーボードです。
旧モデルはBluetoothの接続に問題もあったようですが、新モデルではBluetoothのバージョンが5.1になったことにより、低い消費電力ながらも通信速度と安定性がアップしたとのことです。
旧モデルのMINILA Airは、Bluetooth接続でしか使うことができませんでした。
しかし、新モデルでは有線接続も可能になっているので、仮にBluetoothの接続が不安定になったとしても、安心して使うことができますね。
Bluetoothは4ch + USB2.0

Bluetoothに接続可能なデバイスは4台です。
USB2.0接続も含めると、最大5台までのデバイスで使用可能となるので、このキーボードが1台あれば不自由することはないでしょう。
USB接続した場合に使用可能となる、「USBスルーポート」も搭載しているので、なにかと使い勝手も良さそうです。
斬新で個性的なキーキャップ、Patch Keycap


一番の変更点はこのキーキャップです。
私が知る限り、メカニカルキーボードでこのような手の込んだキーキャップは見たことがありません。
キー印字はPBT素材を用いた2色成形で、形状はフラットなタイプになっています。
一般的なキーキャップは高低差のあるOEMプロファイルが多いのですが、フラットのほうが見た目は断然かわいいです。
XDAプロファイルなんかがそうですね。
女性受けしそうなポイントもしっかりと押さえています。
それだけではありません。
土台であるベース部分を180度回転させると、側面の印字を隠すこともできるので、キーマップを変更した際などは、よりスタイリッシュに映るのではないでしょうか。
MINILAの真骨頂、親指ダブルファンクションキー

スペースキーの左右にファンクションキー(FNキー)が配置されているのも、旧モデルからの特徴です。
日本語配列の場合、DIPスイッチを3にすると、FNキーを「変換」「無変換」にすることも可能です。
DIPスイッチの詳細はこちら。

キー配列

これまでの旧モデルは、単独のカーソルキーが詰め込まれていたため、Zの段が少し左に寄っていました。
新モデルは単独のカーソルキーが省かれているので、Zの段にズレはありません。
ただ、カーソルキーを使用する場合はFNキーを併用するので、そこは慣れが必要かもしれません。
一応、DIPスイッチ4でカーソルキーを表にできますが、今度は元々のキーが犠牲になるのは仕方ないところではあります。
スイッチは安心定番のCHERRY MX

スイッチは、茶軸、青軸、赤軸、静音軸(ピンク軸)、の4種類から選ぶことが可能です。
ちなみに私は茶軸が一番好きです。
カラーバリエーション

レギュラーモデルは「Matte Black」と「Sky Gray」。
ダイヤテック公式オンラインショップでは、「ASAGI」と「Camouflage」を選べます。
おっさんの私の好みとしては「Matte Black」ですが、擬人化も考えると「ASAGI」ちゃんも捨てがたいですね。
まとめ
国内の老舗であるFILCOの製品だけに、保証を含めた信頼度はバツグンです。
迷ったらFILCO。
迷ったらMINILA-R。
これからキーボードを買おうと思っている方は、MINILA-Rを第一候補にしてみてはいかがでしょうか。