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メカニカルキーボード LUBE(潤滑)

アイキャッチキーボード

本ブログで絶賛配信中の『0から学ぶ自作キーボード』
今回の記事はそれに少し関係しているのですが、厳密には自作キーボードのカテゴリーとは違うので、そちらのシリーズとは別件で掲載したいと思います。
私のブログを見に来る特異な方ならご存知でしょうが、LUBEとは潤滑のことです。
そう、メカニカルスイッチの潤滑です。
潤滑することによって、カサカサ感をなめらかにしたり、バネの鳴りを抑えたり、不快な打ち心地を改善することができるんですよね。
私は趣味がタイピングですので、究極の打鍵感を常に追い求めています。
まずは下の画像をご覧ください。

マジェスタッチ分解

これはマジェスタッチの茶軸です。
そしてこれから、はんだ付けされたスイッチを全て取り外そうとしているところです。
なぜこんなことをしているのか、みなさんにはもうおわかりですよね?
なにせ私は、究極の打鍵感を追い求めているのですから。

マジェスタッチのスイッチ取り外し

全部のスイッチを取り外し終えました。
だいたい2時間ぐらいかかったでしょうか。

はんだ吸い取り

使った道具はこのはんだ吸い取り器、白光 スッポン No.18Gです。


いや、これめっちゃ優秀ですよ。
はんだ吸い取り線と比べて、100倍は作業効率が上がります。
さらに1000倍は作業効率が上がる、電動のはんだ吸い取り器も販売されているのですが、そちらは目玉が飛び出るぐらいのお値段です。
たまにしかはんだ作業をしない私には、必要のない代物ですね。
いや、本当は欲しいんですけど。
ちなみに、Amazonの大型マウスパッドは使い古しなので、作業マットと化しています。

キースイッチオープーナー1

これがなんだかわかりますか?
LUBE経験者ならおわかりですよね?
そうです。
スイッチを分解するための道具、キースイッチオープナーです。

キースイッチオープナー2

このようにスイッチを載せて指で押し込むと……。

キースイッチオープナー3

分解することができました。
ね? めっちゃ便利でしょ?
私はこれをDMM.makeで制作してもらいました。
キースイッチオープナー(Cherry用 v1.1 + Kailh用セット)
Cherry用 とKailh用のセットが、1000円ぐらいで買えちゃいます。

スイッチ分解

すべてのスイッチを分解し、それぞれのパーツに分けたところです。
パレット買えや、っていうツッコミはなしで。

さて、ようやくここまで辿り着きました。
すでに3時間以上は経過したでしょうか。
疲労のためか抜け毛も増えた気がします。
しかし、ここからが本番です。
今から私がなにをするのか、あえて語る必要もないと思いますが、大切なことなので声を大にして言わせてもらいます。

私はこれからスイッチを全部洗うんです!! 食器用の洗剤を使って!!

勘の鋭い方ならもうお気づきでしょう。
そうです。
これらのスイッチはすでにLUBE済みなのです。
しかし、その打ち心地がどうしても自分に合わず、潤滑のオイルを洗浄することにしたんです。
ですが、ですがですよ!?

このマジェスタッチを全バラするの三度目です!! 
全バラしてLUBEしたスイッチの打ち心地が気に食わず、また全バラしてスイッチのオイルを拭き取ってハンダ付して組み上げ、それでもわずかに残ったオイルの打ち心地がどうしても我慢ならず、今こうして三度目の全バラを決行し、食器用の洗剤で完膚なきまでにオイルを洗浄しようとしているんですよ!!

ここまでくると修行以外のなにものでもありません。
私はストレスMAXでハゲが促進しまくりです。
しかも、LUBEした一回目の全バラが一番大変でした。
なにせ、メーカー使用のはんだが鉛フリーで融点が高く、白光のスッポンでも吸い取るのにめちゃくちゃ苦労したんです。
それから一つ一つのスイッチにLUBEし、すべての行程に要した時間がおよそ8時間。

しかし、結果は最悪のものでした。
LUBEしたことによって打鍵感が重くなり、さらにはヌメっとした気持ち悪い感触になってしまったのです。
むろん、組み上げる前に数個のスイッチでテストをし、自らゴーサインを出しました。
しかし、組み上げてタイピングしてみたら、想像していた打鍵感とまるで違っていたのです。

そして二回目の全バラです。
原因は明らかにLBUEの量。
そう判断した私は、スイッチをまた分解し、拭き取れる箇所は拭き取り、これでもう大丈夫だと確信し、やっとのことでキーボードを組み上げたのです。
しかし……。
どうもヌメっとした感触が拭えない。
いや、それは極わずかな感覚であり、普通の人には気づかないレベルかもしれません。
それでも、敏感で繊細な私の指先が、そのわずかな感覚さえも否定するのです。
こうなったらもう、綺麗さっぱり洗浄するしかありません。

で、三回目の全バラの今にいたるわけです。
ちなみに、三回目ともなれば、日にちも三日経っています。
三日間も修行を続けた結果、私はストレスMAXで疲労困憊し、ハゲ散らかした落ち武者のような見た目になってしまいました。

今思えば、このような失敗は初めてではありません。
リアルフォースもLUBEに失敗し、オイルをすべて拭き取った苦い過去があります。
結局、私は乾いたシャープな打ち心地が好きなんです。
粘度の低いGPL105を薄く塗ったとしても、私の指がそれを受けつけないんです。
なので、LUBEはもう二度とやりません。
みなさんも、私のように失敗しないよう、LUBEにはじゅうぶん注意してくださいね!

マジェスタッチ組み立て完成

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スイッチを食器用洗剤でこれでもかと洗浄し、ようやく組み上げたマジェスタッチ。
打ち心地は最高です!

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